きょうは11時頃にジュノーの港に入る予定。ジュノーは19世紀終わりにアラスカでゴールドラッシュが起こったときに栄えた町です。
6時頃に目が覚めて、ベランダに出てみると、氷の塊がたくさん浮いてる!
きのう1日航海したから、もうずいぶん北上したんだね。
このあたりはクジラが見られるというので、急いで着替えて、カメラと双眼鏡とトランシーバーを持って船の最上階・最前部の大きなガラス張りのラウンジへ。トランシーバーは、まだ寝ているけんけんと交信するため。
クジラを見に集まった人たちが、熱いコーヒーを飲みながら思い思いに外を眺めている。広いラウンジにはたくさんの椅子やソファがあるので、私も陣地を決めて外を眺める。
周りの人の「ほらあそこ!」という指差す方を見ると、見事なクジラの尾が見えた。何頭ものイルカの群れが、船のすぐそばをあいさつするように平行して泳いでいる。
トランシーバーでけんけんを呼び出し、しばらく雄大な海とクジラをながめていた。
ジュノーでのお楽しみは、ヘリコプターで氷河の上に降りること!
きれいな氷河を眺めながら30分くらい飛んだ後、氷河の上に着陸。不思議なくらい青い氷。のぞき込むのが怖いようなクレバス。遠くから見るのと、自分がその上に立つのでは全く見え方が違う。
船に戻って昼食をとり、午後はバスでまた氷河の近くの公園へ行ったり、サーモンを食べさせてくれるお店に行ったり。
天気は曇りだったけれど、一日外でアラスカを満喫しました。